【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第13章 ただいま。
「これは、釘崎さんと真希さんが用意してくれたものだから・・・」
「あぁ……」
なんとなくだけど、
どちらかといえば釘崎が選びそうなサンタコスだった。
サンタ服を見つめながら、少しだけ眉をひそめていった。
「私もう23だよ~……」
と、少し遠慮がち。
「いいから、いいから!」
ぐいっと衣装を差し出す。
「絶対似合うから!」
その顔が妙に真剣で。
「もう……」
結局断り切れず。
服を受け取り着替えを始める。
数分後。
寝室のドアがそっと開く。
「……どうかな~」
不安そうな声が聞こえた。
「これ、ちょっと短すぎないかなぁ……」
そう言いながら現れた主人公を見た瞬間。
乙骨の思考は止まった。
「――――」
声が出ない。
現れたのは、赤いミニスカートに黒のニーハイ。
白いファーが縁取られたポンチョは歩くたびにふわりと揺れ、
帽子まできちんとかぶっている。
セミロングの黒髪が肩に流れ、その姿は思っていた以上に可愛らしかった。
乙骨は固まる。
そして。
ごくり。
思わず喉が鳴った。
「……?」
は首を傾げる。
「憂太くん?」
反応がない。
「えっと……?」
少しだけ不安になって声をかける。
すると。
乙骨はゆっくり立ち上がり、ずかずかとこちらへ歩いてくる。
「え、ちょっ」
「さん」
真顔のまま言った。
「だめかも」
「えっ!あ、だめ?!」
まさかの否定に固まる。
乙骨も固まる。
数秒後。
「いや違う!!」
慌てて両手を振った。
「違う違う違う!!」
「な、なにが!?」
「そうじゃなくて!」
乙骨は顔を赤くしながら必死に言葉を探す。
「その……」
視線が泳ぐ。
「この姿は……」
さらに泳ぐ。
「……あんまり他の人には見せたくない……かも……」
最後の方はほとんど呟きだった。
一瞬ぽかんとしたあと。
「えぇ?」
思わず笑ってしまう。
乙骨はますます赤くなる。
そして。
「あ」
何かを思い出したように顔を上げた。
「写真撮っていい?」
「えっと~」
「お願い」
「んんっ、、、」
「1枚だけ」
「え、えぇ……?」
「いや3枚」
「増えてる」
「5枚」
「増えてるって!」