【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第11章 original+
お湯の中で、肌が触れている。
それだけ。
それだけのはずなのに。
自身の身体は過剰なくらい反応していた。
熱い。
胸の奥が苦しい。
触れている場所から、じわじわと熱が広がっていく。
「げとうさんっ……」
涙の滲んだ声で訴える。
けれど夏油傑は、困ったように微笑むだけだった。
夏油「どうしたんだい?
言ってくれなきゃ、わからないよ」
そう言いながら、湯の中でそっと太ももを撫でる。
ぴくっ、と肩が震える。
「……っ、ぁ……」
思わず声が漏れる。
それだけで、ぞくぞくと身体が熱を持っていく。
どうしようもなく。
もっと触れてほしい、という感情が胸の奥から込み上げてくる。
けれど。
必死に自制しようとしていた。
ふるふると小さく首を振り、
そのまま夏油の首元へうずくまるように顔を隠す。
「……っ」
熱い。
思考がふわふわする。
うまく考えられない。
そのまま、ぼんやりした意識の中で。
無意識のうちに、夏油の首筋へ唇を寄せた。
かぷ。
小さく甘噛みする。
そして。
ぺろ、と。
熱を確かめるみたいに舌先でなぞった。
その瞬間。
夏油がぴたりと動きを止める。
数秒の沈黙。
それから、ふっと小さく笑った。
夏油「……まったく」
低く甘い声。
月明かりの下、夏油は腕の中のを見下ろす。
夏油「まいったね、誘い方まで可愛いのかい」
それからどのくらいの時間がたっただろうか。
静かな森の奥。
その中で。
時折、小さく息を漏らす声だけが、水面を震わせていた。
「っ、ぁ……」
熱を含んだ呼吸。
湯の揺れる音。
月明かりに照らされた白濁の温泉。
は夏油の肩へしがみつくように身体を預けながら、
必死に呼吸を整えようとしていた。
けれど。
触れられるたび、思考がふわふわと崩れていく。
「んっ……ぁ、……っ」
夏油は抱き寄せたまま、耳元で静かに笑う。
夏油「そんな声を出して……どうしたんだい」
低く甘い声。
そのたび、肩がびくっと震えた。
「そ、っちは……だめっ……」
掠れた声。