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【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る
第3章 【伏黒恵】君に響くカンパニュラ**
私は声を出すことができない。
「おはよう」と笑いかけることも。
「寂しい」と泣くことも。
「好き」だと、大切な人に気持ちを伝えることも。
誰もが当たり前のように紡ぐ言葉を、私はもうずっと自分の中に閉じ込めている。
だって、もし私の声が誰かに届いてしまったら。
私のいちばん好きな人は……――
呪いに、骨まで噛み砕かれてしまうから。
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