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【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る

第3章 【伏黒恵】君に響くカンパニュラ**


俺の言葉に、が不思議そうにぱちぱちと瞬きをする。
今まで俺たちが作ってきた合図は、指で形を作るものばかりだった。
でも、今は。
これから先は、そんな余裕なんて絶対になくなる。



「が今、どう思ってるか。……ちゃんと知りたい」

「分かんねぇまま進めたくない。だから……」



俺は、自分の腕に視線を落とした。



「気持ちよかったら、俺の腕、ぎゅって強く握れ」

「もっと触ってほしい時は……二回叩け」



の顔が、ボンッと音を立てそうなくらいさらに赤く染まる。
恥ずかしがっている顔もたまらなく可愛かったが、今日だけは誤魔化させるつもりはなかった。



「……嫌な時は、全力で俺を殴ってくれていいから」



それだけ言って、今度は少しだけ強めにその先端を指の腹で弾く。



「…………ッ!!」



の身体が弓なりに反って、『ぎゅっ』と力強く俺の腕を握りしめた。


腕に食い込む指の力を感じながら、俺は右手全体でその膨らみを包み直した。
下からすくい上げるように形を変えたり、指の間に溢れる柔らかさを押し潰すように少しだけ力を込める。



「…………ッ、」



そのたびに、が俺の腕を握る指先にぎゅっ、ぎゅっと強い力が入る。


(……っ、そんな握られたら、こっちの余裕がなくなるだろ……)


声がなくても、腕に伝わってくるその力が、がどれだけ感じているかを教えてくれた。


ふと、の胸の谷間にうっすらと汗が浮かんでいるのが見えた。
俺は吸い寄せられるように顔を寄せ、白い肌に光るそれを舌先ですくい取る。

肌の熱と、微かなしょっぱさを舌の上で味わいながら、俺はそのまま――もう片方の硬く尖った先端を口に含んだ。
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