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【H×H イルミ】黒と白のアリア

第14章 災厄の到来


「きっと今度のオペラもうまくいくわ」

キキョウの声が一段と高くなる。

「イルミも、ニナも、素晴らしい子供達を持って私は幸せよ」

ニナは微笑んだ。
そしてまた、護符を握りしめる。

もう自分が気にしたところで何も変わらない。
もう気にするのはやめよう。そう思った。




一方その頃、書斎では、
イルミが新しい五線譜を引き寄せていた。
曲が足りない。
時間も足りない。
ただただ、目の前の譜面のことを考える以外余裕がなかった。
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