• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

【呪術】もしも、希望の隣に立てたなら。【廻戦】

第45章 文化祭とオムライス


『ちょ、悟……』

五条が紅海を上から下まで眺める
そして…また視線が止まる
「…………」

「五条先生?」
虎杖が首を傾げる
「……あれ?」
 
五条が、ふっと笑い、目隠しを再度装着した
「普通に可愛いけどね?」
「…………」
教室が静かになった

『…………え?』
「だから、可愛いよ?何で僕が笑うの?」
『…………』
紅海は、ギューッと目を閉じて、手のひらで耳を塞ぐ
「え?何だよ、その行動!?聞いて!褒め言葉だよ?」
紅海の両手首を持って、力ずくで耳から離す

『だってー!』
紅海の頬が、さらに赤くなる
『……悟が、そういうこと言うと思わなくて、笑うなら笑って!』
「だから、なんでって言ってんの?
え?繰り返しの言葉しか言えなくなったレコーダー?」

紅海は視線を逸らす
『だって………似合ってないでしょ?』

「似合ってるって、この僕が言ってんだよ?素直に受けとりなよ?」
即答だった五条に、90度にお辞儀をする紅海
『じゃあ、美味しくいただきます!』
「食べるな!食べるな!」
五条に、肩を軽くグーパンチされる
えへへと、照れ笑いをして、ありがと…と返した

野薔薇がニヤニヤし、虎杖は微笑む
伏黒だけが眉間を押さえた
「先生、流鏑馬先生のこと褒めるとき、わりと普通に本気なんだよな」
虎杖が言う
「そりゃ本気で言ってるからね」
「さらっと言うなよ」
伏黒が呆れる

紅海はというと、まだ赤い顔のままメイド服の裾を握っている
『……でも、やっぱり恥ずかしいよね…メイド出来るかな』
「今日だけ我慢しなよ?せっかくの文化祭なんだしさ…
終わったら、すぐに脱げばいいよ」

『……そうだけど』
「まぁ、僕はそのまま、一緒に宿舎に帰っても気にならないけどね?」
五条が少しだけからかい気味に笑う
『もぉ!からかわないで!』

野薔薇は満足そうに頷く
「もっと、からかうと思ってたけど意外に良い受け答えだったわ」
「え~、僕を何だと思ってんの?」
「デリカシーのない最強」
伏黒が即答する
「恵まで!?」
/ 576ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp