【ワールドトリガー】Tone in full glory
第5章 欲しいもの
太刀川隊室。
「げっ、蓮」
「いたわね、慶」
月見がしめると言っていたことを知り。
太刀川はうまく逃げ回っていた。
ここへ来て、ようやくというわけだ。
「蓮さん、本当に私は気にして、」
「そういう問題じゃないのよ」
国近と出水はうわあ、といった表情。
両手を合わせ、ご愁傷様です。と言い。
太刀川は。小一時間、説教されていた。
説教もおわり。
ようやく解放された太刀川は、
思い出したように言った。
「そういやあんた、相当貰ったんじゃねえの」
今回の褒章は、
A級が寸志程度。
天羽とカノンで総なめだっただろうと。
下品なこと言わないでと、
また月見にしばかれてしまう太刀川。
「あ、………そうなんですね」
沢村が説明してくれていたが。
そのときはまだ、
気持ちが戻っていなくて。
何も耳に入っていなかった。
「私だったら新作ゲーム買い占める」
「俺だったら、―――――」
国近、出水が欲しいもので盛り上がり。
太刀川、月見もその話に移る。
「カノンは?欲しいものないの?」
月見に話を振られるも。
いきなりすぎて、思い浮かばない。
「そっか。考えてみるね」