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【ワールドトリガー】Tone in full glory

第4章 隠しごと




本部内・会議室。


ノックして室内に入る。


上層部のひとたち。
天羽、迅がその場にいた。


なんだろう。
このメンバーは。
そんな風に思う。


座りたまえ、と促され。
下座、天羽の隣に腰を下ろす。

皆、揃ったところで。と、迅は口を開く。


「明後日早朝5時。近界民の侵攻を受ける」

「!」




今回は、データに無い国だが。
視えたのは、量産型トリオン兵の大群。
人型は、確認出来なかった。


明日午後20時。
全域に、避難勧告を出す。
本部含め、学校や、公民館などに住民を移動。


天羽には、大規模侵攻のときと同じように
西地区全域を担当して貰う。
カノンには、それ以外を。


「鬼怒田さん、準備は」
「心配要らん。用意、出来とるわい」


それぞれの避難場所を、完全遮音状態にする。


念のため、各境界にA級以上と、
個人で能力が高い者を配置させる。
漏れ零しがないように。


「迅。それで、問題ないんだな?」

「彼女の黒トリガー、最大出力なら。天羽とふたりで賄える」

「…………!!」





それが本当なら、凄いことだ。
かつてないほど、早く片が付くのでは。
根付、鬼怒田は興奮気味に話す。


避難勧告は、もう少し早くてもいいのでは?
家庭等の事情もありますし。と唐沢が意見する。


「では、18時。全域に勧告を出す。以上だ」



ガタガタ、

椅子を引く音が。
遠く離れたところで、聞こえた気がした。





「……………………」





茫然と座ったままのカノンに、
ちらりと視線を向けたのち。
天羽は席を立ち、部屋を出て行く。


迅にぽん、と肩を叩かれる。


「心配要らない。君がやることは、それだけだ」

「………は、い………」




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