【ワールドトリガー】Tone in full glory
第4章 隠しごと
次の日。
「カノン、似合ってる」
「うんうん。望、センスあるわ」
加古はご満悦。
そうでしょ、そうでしょ。と、
鼻高々であった。
「あは、………ありがとう」
なんか、恥ずかしい。
照れるカノンを見て、
女性陣はますます可愛いと褒めまくる。
「そんなに、変だったのかな、私」
「え?そこまで、……じゃなかったと、思うけどな」
藤丸は、あからさまにどもり。
月見は、否定はしないかな。と言い。
橘高は、貰い物なんてそんなものよ。と言う。
服なんて、と思っていたが。
流石に、昨日散々なことを言われたし。
もう少し気にすべきなのかと再認識したところです。
「散々って、なにか言われたの」
「え?ああ、…………」
ちらりと、辺りを見渡す。
この講義には、出ていないようだ。
本人がいないところで言うのは、と思うも。
女性陣の強い圧に耐えられず。
太刀川に言われたことを話すと。
女性陣は盛大に顔を歪ませた。
強いだけの馬鹿
ありえないわ
一斉に非難の嵐。
月見は。あいつの代わりに謝る、
今度しごいておくから許して。と言った。
「いや、別に怒ってないよ」
自分が変だったってのが、衝撃だっただけで。
思ったこと、言っただけだもの。
太刀川さんて、とても正直なひとなんだね。
変にお世辞いうひとより、いいんじゃないかな。
そんなことを返した。が。
「響かないからって、何言ってもいいわけじゃないのよ」
「うん。ガツンと言った方がいいわ」
皆、何故か。
ますますヒートアップしてしまった。
「……………………」
これは余計な事言わない方がいいな。
そう思う男性陣たちであった。