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【ワールドトリガー】Tone in full glory

第3章 ノーマルトリガー





「ん?」


生駒と隠岐が通りかかり。
おう、と諏訪が手をあげる。


「意外です、諏訪さん」
「あ?なにがだよ」


女の人と話してるのが珍しい。
おしとやかなひとがタイプなんですね。
勝手な推測で言いたい放題。


「阿呆か、」


たまたま居合わせただけだ。
挨拶くらい、すんだろ。
加えている煙草を弄びながら弁明する。


とりあえず。
アタッカーである生駒と、
諏訪が対戦するのを見学することになったが。
早々に生駒が生駒旋空を放ち、諏訪は真っ二つに。


「お前なあ、」


これじゃ参考になんねえだろうが。
あ、つい。女子が見てるし、いいとこ見せたくて。

口論が始まり、カノンはあ然。


「イコさん、役に立てないと逆効果なんじゃ」


隠岐の突っ込みに。
しまった!と生駒は頭を抱える。


「カノンさん」
「これ、なんの集まりなわけ」


手を振る遊真と緑川が共に。
これまでの流れを説明。
そういうことなら、
里美さん呼べばいいじゃん、と緑川。
うちのチームにいる、ガンナー最強だと教えてくれる。


「それもそうだな」









待っている間に。
ギャラリーがそこそこ集まり。
気が付けば、皆が入り乱れ対戦することに。
発案者は緑川であった。



「…………」



同じトリガーでも。
扱う者の裁量で、様々。


「勉強になるわあ」


隠岐の呟きに。
そうですね、と頷く。
俺のが年下なんで、敬語はやめてくれと。


「ええと、隠岐くん?でいいのかな」
「はい」


対戦が終わった生駒が戻るも。
隠岐ばっかりなんで。と抗議される。


「またそういうことを、」


そんなんちゃいますって。
じゃあ、なんて呼んで欲しいんですか。
話の流れで。
イコさんか、たっつんの選択肢を迫られる。


「…………、い、イコさんで、いいですか」


たっつんは、自分にはハードルが高すぎる。
そんな親しい間柄でもないのに何故。
了承してもらい、ほっとする。








「ふぃ~、やったやった」


何戦か終え遊真が戻り、笑顔で迎える。
やはり。誰よりも、一番安心出来る存在。


「里美さん、強いね」
「そりゃどうも」





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