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【ワールドトリガー】Tone in full glory

第3章 ノーマルトリガー




その日。


カノンは修と共に太刀川隊のもとを訪れていた。
修が出水にシューターの指南を受けたと聞いたからであった。


「んー、俺でいいのかなあ」


ぽりぽりと頭を掻きながら。
最強は二宮だし、と言われる。


「あ、別に嫌とかそういうわけじゃ、」


取り繕うさまに、ありがとうと返す。
横から、太刀川が口を挟む。



「あんた、二宮と話したことは?」
「挨拶程度、ですね」



ただただ寡黙。
それにつきる。


「礼儀正しいひとを邪険にするタイプじゃないでしょ」


国近はゲームをしていた。
コントローラーを片手に、思ったことを口に出す。



「わかりました」



一度、話をしてみよう。
少し怖いけれど。


出水は。話しかけるのがためらわれるなら、
全然俺でもいいですよと言ってくれた。
大丈夫、とお礼を言ってその場をあとにする。


「すみません。紹介しただけになっちゃって」
「そんなことないよ。ありがとう」


修と別れ。
どうするか考える。



大学で会えたときに話しかけるのが自然か。
いちいち呼び出すほどのことでもないし、
隊長である彼が、そこまで暇とも思えない。


基本的なことは。
遊真やヒュースが実践でこんな感じと見せてくれた。


千佳が那須のことを教えてくれ。
本音をいうと、彼女にと思ったが。
あまり身体が丈夫ではないことを知り、
負担をかけたくなかった。









「よう、」


歩いていると、
諏訪が声を掛けてきた。


彼は最初から、気さくであった。
誰に対しても、こうなのだろう。
自分にはとても。
羨ましいとさえ思う。



「ひとりか」
「はい」



先程まで、修と太刀川隊の所へ行っていたことを話す。
そういえば、皆の戦闘スタイルを全然知らない。
トリガーのことを聞いてみる。



「おれはガンナーだ」



玉狛に主で扱っている者はいなかった。
どういった感じなのか。
諏訪はカノンが言いたそうなことを察し、
辺りを見渡した。





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