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【ワールドトリガー】Tone in full glory

第3章 ノーマルトリガー





「…………、平均より少し多いくらいかと」
「じゃあ、そこまで気にしなくてもよさそうね」



さらりと信じて貰えることに、
少し罪悪感を覚える。



遊真と眼が合う。
こくりと、小さく頷くのが見える。
サイドエフェクト。
分かっている。

それが、―――――嘘であること。




カノンの身を案じ。
近界民である以上、
全てをさらけ出すことはしなくていいと。
そう、助言を受けていた。



「話を戻そうか」



クローニンが言うと。
トリガー議論が再開される。



「距離を取りながらだったら、シューターじゃないですか」
「咄嗟なら、ガンナーもありだろう」
「隠密でいいじゃん。スナイパー一択」



一向に話がまとまらない。
そこで、栞が遅れて現れる。


「やあやあ、ごめん」


実際に使ってみて決めたらいいじゃん。
それはそうだな。
こうして。
仮想空間へ移動する運びとなった。











トリオン兵相手に。
一通り、扱ってみる。


「カノンさん、思ったよかやるね」


遊真が知っているカノンは。
こちらでいう、B級隊員程度であった。


「色々、あったから………」


戦わなくてはならなかった。
皆 何かを護るために。
そのくらい、必死だった。


「そうなれば。自身の好みでいいんじゃないか」


自分がどう動くのがやりやすいのか。
以前、影浦と遊真の戦いぶりを観戦したが。
あんな風にやり合うのは出来そうにない。


「主体はシューターとガンナーでいこうかと」


ようやく話がまとまったところで。
その他の構成を考える。


トリオンに余裕があるなら、
グラスホッパーはあった方がいいのでは。
シールドか、エスクードも。
トントンと決まっていった。



「じゃ、早速対戦しようよ」
「もお、相変わらずだね」



遊真にいわれ、苦笑い。
昔から。
変わっていない。


強くなるために、貪欲。





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