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【ワールドトリガー】Tone in full glory

第2章 ボーダー




影浦と遊真が対戦するとのことで。
北添と共に見守ることに。


適度に雑談を挟みつつ、説明を受ける。

それなりに人見知りではあったものの、
朗らかな性格が滲み出ている北添は。
カノンが話しやすい人物であった。



「お姉さん、玉狛じゃないんですか」
「そうなんです」


「上の圧力ってやつだよ」


対戦を終えたふたりが出て来る。
今日は引き分けだったようす。


「ふん、次は俺が勝つ」
「どうかな」



プルルルル

沢村であった。
必要そうな支給物品が用意出来たらしい。


「わたし戻るね」
「わかった。またね」





カノンが離れて、見えなくなる。
そういえば、今度みんなでご飯の約束をしていた。
遊真はよかったら、カノンも一緒にいいかと聞く。



「俺は構わないぜ」
「カゲ、いいんだ?」


北添は少し驚いたようすで言った。
影浦はぶっきらぼうに返す。


「こいつと同じ類。別に不快じゃねえからな」


影浦のサイドエフェクト。
感情受信体質であるが、
起伏がほとんどなく無害と判断されたようだ。


「そうかそうか。俺は嬉しいよ」
「お前は保護者かよ」







カノンは支給品を受け取り、部屋へ戻る。
身の回りの生活用品や衣類がケースにに入っていた。
取り出していると、部屋をノックされる。
忍田であった。


「紹介しておこう」


天羽月彦。本部所属の
黒トリガー使いだと説明される。


「………よろしく」
「こちらこそ」


黒トリガーが他にもいたとは。
全て取り上げて管理しているわけではないということか。


「隊に所属せず、必要なときに力を貸して貰っている」
「あ…………、それで」


同じ扱いになるということを言いたいのだろう。
顔を合わせておいた方がやりやすいし。


「おーい忍田さん。天羽も」


そこに、手を振る人物が。


「迅」
「やっと会えた」


玉狛支部 迅 悠一。
遊真たちの先輩にあたる人物。


「話は聞いてる。これから、よろしく」
「よろしくお願いします」


握手をしたまま。
迅はしばらく動かない。


「………?あの、」
「ああ、ごめんごめん」



笑顔で去って行く彼。
カノンは少し不思議に思いつつ。
部屋へ戻った。



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