第7章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】16~20話革命軍/世界会議編
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
20/40話:1(1/3)/1P┃53/00P┃2350字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
午前中にやるコトも終わらせて、迎えに来た国民の方々に子供達を渡して見送った後は手持ち無沙汰にその辺りをウロウロしていた。
その時ふいに名前を呼ばれたので、声を辿るとサボさんが手で『おいでおいで』をしているので寄ってみる。
「こんにちは」
「よお!なにしてたんだ?ヒマか?」
「えぇ。ヒマになりました」
にこやかに「じゃあ」と言って近くにあった飲食店へと連れて来てくれた。あいかわらずカッコよくて、イケメンを見慣れてる私でもドギマギしてしまう。
(だってコラさんやローくんとタイプが違う)
二人で飲み物と軽食の注文をして、店内を見ていたらサボさんが話し出した。
「改めて礼を言いたいんだ。ホントにありがとな。今回の作戦はコラージュがいるのといないのでは大分変わるからさ。あとあれからエースと電伝虫するようになった。気づいたら『━━━のおかげで』色々助かってることが多い」
楽し気な声でそういう彼は嬉しそうな、ハニかむような笑顔をくれる。
「………こちらこそですよ。そんな顔で笑ってくれるのが願ってましたから。ふふふ、私も嬉しいんです」
「……お前さ…」
「なんですか?」
「コラージュさんのことがどのくらい好きなのかは見てれば分かる。でもよ、あの時トラファルガーが言ってたみてェに……おれを[お前のもの]にしてくれねェか?」
「はいっ!?」
いきなりな創造もしてなかった発言にびっくりしてしまい、口元に手を当てて時間を止めていたら、サボさんがゴクリと空気を飲んで、ひどくマジメな顔をした。
「…好きなんだ。お前のタメになんかしてェ」
「えっ!?自覚してなかったんじゃ……」
「? 前にお前が倒れたあの島で、初めて会った時からもう惹かれてたけど…」
(コアラちゃん~~!!)
確かにサボさんは熱と優しさを秘めた、愛しい者を見る瞳で私を見ている。それは『なんで今まで気づかなかったのか』と思うほどのもの。もう『私を好き』なのを疑ったりはできないくらいに恋い焦がれてる顔。
(隠すのウマいのかな。全然分からなかった)
