第7章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】16~20話革命軍/世界会議編
疑問に思っていると「━━━ちゃん!!」とコアラちゃんが両肩を強くつかんだ。
「アイツにイヤなコトされたり、不条理や自己中心的なコトを言われたりしたら、コラさんには言いにくいヤツの時はあたしに言って!魚人空手でブッ飛ばしてやるから!!」
(………や、やっぱり!!)
「あ──あの、誰のコトを言っているのか……多分…分かったんだけど。サボさん………だよね?でも違うと思うよ?彼が私を見る目に恋愛感情が含まれてないもん」
「いやだってね!!あの後からルフィ君とエース君と━━━ちゃんの自慢話やノロケ話で持ちきりで、ほぼその話しかしないし、━━━ちゃんが言った『おれの悲しむ顔を見てられなかった』とか『おれのことを好きだったんだって』とかをニヤッニヤして自慢してんだよ!?」
(サボさんっ!?思っていたのも、言ったのも事実だけれど、なぜ!?)
「そ…それって恋愛感情じゃ無いんじゃ…」
チッチッチッ!と人差し指を揺らして言う。
「あのね━━━ちゃん?いい?『第三者的にもせつなくて優しくて、いじらしい、コラージュさんや【死の外科医】みたいなキモチ』だけが[恋愛感情]なワケじゃないから!」
「様々なのがあるのは分かるけど………でも根底にあるのはそういうのでは?」
「べつに『そういうのが全然ナイ』とは言わないよ。サボ君にも恐らくある。でも出し方なのよ出し方。それに━━━ちゃんて色んな価値が高いじゃない?コラージュさんの奥さんだし。そうゆうのが関係ないとは思えないんだよ。顔も好みの方だね、アレは!!」
「価値?考えたことなかったからなにが[高価値]になるのか分からないよ。爆発ボディがあるわけでも無いから誇れるのなんだろ。チートな能力?コラージュさんの愛?………でも自分で思うのじゃなくて〈私の価値〉は人がそれぞれの価値観で見出だすんだよね」
「まあ、━━━ちゃんみたいな人は自分じゃ分かんないか。そうゆうトコってコラージュさんと似てるよね。その[人それぞれの価値観]で恐らくサボ君はあんな風になってるのよ」
「だから絶対に気をつけてね!」とすごく真剣な顔で、マジメに私に訴えるコアラちゃんがなんだかかわいくて、またひとつ、この人を好きになった。
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