第6章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】11~15話
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
12/40話:1(1/2)/1P┃30/00P┃1300字
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みんなで寝ている船長の大きなベッドで毎朝目覚めると、コラさんとローくんが上下に腕枕をしてくれてるのが当たり前なことになった。さらに私が寝返りを打つとそちら側にいる人に抱きしめられる。
それが毎日。なので『そんな状態でよく眠れるな』と心から思う。でも、本人達は対した問題ではないらしい。
(肉体能力や常識が違うの?え?本当に?)
寝相みたいに私を抱きしめ、甘えた顔ですり寄るのだ。
(え?寝てるの?本当に?………まぁ、意識があったら絶対しないような顔を二人ともするからなぁ)
聞いても『寝てる』と言われて、他の時に昼寝や仮眠をするわけでもない。恐らく睡眠の合間に目覚めているのだろうけれど『基礎体力が違う』と思うしかない状態。
実際それらは疑問なんだけども、そういう状況が続いて彼らの肉体や精神に害を及ぼさないかが心配。
(………………大丈夫なのか?)
杞憂してることとはべつに、朝から死にそうになる私の心臓や身体も超絶に問題なのですが。
(だってコラさんとローくんが目を閉じた無防備な寝顔を晒してるんですよ、あなた!!どっちを向いても至福な眼福…!それは死ぬ!!)
(あー、ヤバいヤバいヤバい)
モンモンとそんなことを考えてると今度はかすれた甘い声で優し~く『おはよ』とか言って来るので私は毎朝激しく爆発することに。
「ひとりでもヤバいのにふたりって………」
起きたらその辺に避難したり、子供達を見て落ち着こうと思ったら、コラさんに『起きた時に━━━がいるのにいなかったら泣くぞ』と言われたのでこの[死にそうな天国]を甘んじて受けるしかない。
(もう一度言おう。[死にそうな天国]!!)
「何度も刻みたい言の葉。リピートアフターミー[死にそうな天国]!」