第9章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】28~32話ワノ国編/1幕2幕
《一応私も[ワノ国ルック]にはなったんだけど、この着物や小物が『ローくんとお揃い』な事実をコラさんに許可をもらおうと伝えたら、妙なことを納得していた。
「やっぱローって顕示欲強ぇよなぁ~!」
「確かにそうかも。〈自分の物〉に対しては類を見ないくらいだよね。あ、だから[ハートの海賊団]て色々他と変わってるの多いのか!」
「どんなでもべつにいいんだけどさ。そんなの着ておれとイチャイチャしてたら、お前の印象悪くなんねぇ?」
「あ、知らない人もいるか。でもいいの。ガマンなんてしない。印象よりイチャイチャ大事」
指を立てながら言うと、とろけるように優しく笑ってくれたコラさんが「おれもだ」と言って抱きしめてくれる。
(いちいちかわいくてカッコいいんだから!)
ベポが連れて行ってくれたのは、廃墟だけどある程度が小綺麗になっているお部屋。そこはルフィ以外の麦わら一味───[ホールケーキアイランド編]の四人とキャロットさんとモモの助くんがいた空間。
全員が私を見ておどろき、こちらを指さして口を大きく開けていた。
(はは、あれでしょ?『前触れもなくここに私達がいること』におどろいてる人と『私がローくんとおそろいの着物を着ている』のにおどろいた人がいるんだろうな)
「━━━っ!!!」
一瞬の間にナミちゃんが抱きついてくれていると、サンジさんがアゴをさすりながら「ローの『好きな女』ってお前だったのかぁ………」とニヤけてうなづく。
「あ、サンジ君も分かった?」
「なんて言えばいいか分かりませんが…はい」
ナミちゃんが私から離れたので、二人の方を見やうとサンジさんがもっとニヤニヤと笑う。
(なぜか[麦わら海賊団]の人達って似たような反応するんだよね……みんなニヤける)
そんなことを思ってると口を開くサンジさん。
「前にあいつがうちの船にいる時にさ、ナミさんとロビンちゃんの件で色々と牽制したことがあんだよ。そん時に『おれには好きな女がいるからな。全然興味ねェよ』って言ってたんだあの男!」
(え、ソレ私?嬉しいけどありえなくない?)