• テキストサイズ

偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第13章 宵闇 〜恋闇〜


亜白隊長の3弾目が撃ち込まれ、核が露出する。いける!
亜白隊長の元へ余獣が飛んでいくが、中之島小隊が援護を始めた。

「副隊長!遅くなってすみません!」

斑鳩小隊が僕の元に来て怪獣の胸に一斉射撃し、起き上がらせて亜白隊長が核を撃ち抜けるようにする。

「お前ら!再生の暇を与えるな!」

飛んできた拳を躱しながら高く跳び、腕の上を駆け抜ける。そのまま怪獣の身体を斬り裂きながら着地した。

すぐに駆け出し、攻撃の手は緩めない。

動け…動け……思考を止めるな。後5秒でいい。

「動かんかい、身体ァアアア!!」

斬って、斬って…斬り開け!それだけが僕の、存在証明や!!

何度も怪獣の身体を斬り裂き跳び上がる。目の前に顔の裂け目を大きく開いた怪獣の顔が迫る。

「ありがとう保科。お前が副官で本当によかった。今度は私が射抜く番だ!」

亜白隊長が全開放し、メインウェポンを構える。

「お前、喧嘩売る相手、間違うたで」

砲弾は怪獣の核を射抜き、肉片や血が飛び散っていく。

「ほ、本獣撃破!!」

小此木ちゃんの声が響き渡る。
終わった…僕は守り切った。この基地も、あの子も…。

澪ちゃん、どこおる?勝ったで、澪。
/ 413ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp