第102章 刀鍛冶の里での罠〜時透無一郎 冨岡義勇【R強】
無一郎は、 ゆき の中に入ろうとしたその時、 ゆき が必死に抵抗を始めた。
「やめて! やっぱり今夜は嫌…!」
身体を必死によじり、無一郎の侵入を全力で拒もうとする。
けれど、そのささやかな抵抗は、無一郎を煽るだけだった。
「駄目だよ。お仕置きするって言ったでしょ?」
無一郎は容赦ない力で ゆき を組み敷き、その自由を完全に奪い去る。
びくともしない圧倒的な質量に押しつぶされ、 ゆき の胸が苦し気に上下した。
「君は、美月の簪を隠した悪い子だ。それに…まだ心の中に、冨岡さんがいるよね?お仕置きするしかないでしょ?」
冷たく言い放たれた言葉と同時に、閉じた足を強引に割られ、無防備な最奥を晒されてしまう。
「違う!簪は隠してないの…」
涙目で必死に訴える ゆき を、無一郎は酷く切なげな、瞳で見下ろした。
「そうなんだ…。簪は、隠してないんだ…。じゃあ、心の中には、冨岡さんはまだいるんだね?簪の事しか答えないから…」
その核心を突いた言葉に、 ゆき は一瞬、言葉を失って怯んでしまった。
その一瞬の隙を、無一郎は見逃さなかった。
「…捕まえた」
低い声と同時に、容赦なく、 ゆき の中に無一郎の熱いものが深く突き入れられた。
「やっ…」
身体を引き裂くような衝撃と、あまりの熱さに ゆき は背をのけぞらせる。
しかし無一郎は、逃がさないように ゆき の腰をがっちりと掴み、一気に最奥まで自身を沈めきった。
「…僕の腕の中にいるのに、どうして他の男の影を追うの? そんなの、許さないよ…」
耳元で紡がれる声は、怒っているようで、同時に泣き出しそうなほど切ない。
無一郎は ゆき の手首を組み伏せたまま、激しく、深く腰を動かし始めた。
「あっ…んっ… むい、ちろう、くん…」
ゆき の拒絶はあっけなく快楽へと融かされていく。
恐怖はいつしか、脳を灼くような熱へと塗り替えられ、身体は意思に反して、無一郎をより深くへと締め付け、求めてしまう。
「ほら…口では嫌がっても、ここ、こんなに僕を求めてる…」
無一郎の端正な顔が快感に歪み、熱い額がゆきの首筋に埋められ、そろそろ果てる素振りを見せる…。