第45章 輝く舞台、愛される存在
そこから一歩近づき、本当に大事なものを抱きしめるように言葉を届ける。
「彰たちサポート科の努力は、全部ちゃんと、私に届いてるよ。今日、私は彰たちのおかげで……“自分の輝き”を信じられた」
会場が一瞬、静まり返る。
「ありがとう。彰たちが作ってくれたこの光は……これから先も、ずっと私の宝物だよ」
石村は、感激と涙を堪える気持ちが表情に溢れ、声にならない息を吸い込んだ。
石「先生……だから…みんな……」
"好きになる"
その言葉は飲み込んで、
石「ありがとう、ございます」
そう微笑んだ。
司会者も思わず言葉を噛みそうになりながら締める。
「い、以上!サポート科!なんという……魂のこもったペアでした!!」
ステージを降りた瞬間、石村は耳まで真っ赤にしながら、それでも震える声で小さく呟いた。
石「……先生。今日のこと、一生忘れません。俺……もっと、もっと先生に見て貰えるように、頑張りますから」
その言葉を最後に、
「時間ありません、次急ぎます!!」
とを引っ張っていく。
石村は、その背中を誇らしげに見つめていた。
案内された次の部屋には、既にドレスが待機していた。
「先生、ここから経営科プロデュースになります。ドレス、こちらです!」
差し出されたのは、サポート科の“技術の光”とはまったく違う、“経営科らしい洗練された美”をまとったドレス。
色は、高級ブランドを思わせるシルバーグレイのグラデーション。
ビジネスセンスとセレブリティを混ぜたような、圧倒的“ハイエンド”の雰囲気を放っていた。
「すご……」
はその完成度に思わずつぶやく。
サポート科が努力を詰め込んだ“情熱のドレス”なら、経営科は計算と戦略をつぎ込んだ“勝者のドレス”。
次のステージがどんな反応になるのか。
胸が高鳴るのを、は止められなかった。