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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第45章 輝く舞台、愛される存在


しかし当の爆豪は——

ぴたり、と動きを止めた。

目はに釘付け。

口が、わずかに開く。

爆「……は……?」

想像を遥かに超える綺麗さに言葉が出なかった。

司会者が説明を始める。

「A組がプロデュースしたテーマは……“強く、美しく、そして誰よりもカッコいい先生!”」

「うおおおおおお!!」

「先生のしなやかで芯のある雰囲気を活かすため、装飾は極力おさえ、ラインが美しく見える黒のマーメイドドレスを採用!!そして、エスコート役の爆豪くんは、先生を目立たせることを最優先にしたタキシード!ポイントのオレンジは、爆豪くん自身のイメージカラーでもありまーす!!」

「………かつ、き…」

もまた、爆豪に釘付けになってしまう。
高校生とは思えないほど、かっこよくて。
胸がドキドキと高鳴る。

爆豪は観客に一瞥すらくれず、真っ直ぐにのもとへ歩いてくる。

きちんとした足取り。
いつもよりほんの少しだけ視線が柔らかい。

そしての目の前で止まり、ゆっくり、丁寧にの手を取った。

爆「…躓くなよ」

声音はいつもの爆豪なのに。
指先の触れ方は、嘘みたいに優しい。

「…うん」
爆「ん、行くぞ」

ほんの一瞬、目が合う。
そこに宿る光は、戦闘のときの鋭さとも違って、だけに向けた静かで熱いものだった。

観客席へ続く階段の前。

爆豪は一歩先に出て、軽くの腰へ手を添えた。

爆「段差、気ぃつけろよ」

その触れ方がまた優しい。
触れられたところだけ熱が灯るようで、の頬がほんのり色づく。

階段を降りるたび、マーメイドドレスがふわりと揺れ、爆豪はそのたびにの歩幅に合わせてテンポを落とした。

周囲の観客が息を呑む。

「爆豪くん……あんな表情するの?」
「先生…美しすぎ……」

そんな声が波のように広がる。

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