第36章 反応する力、愛の鼓動
新学期と共に、数日間の謹慎が始まった。
爆豪と緑谷はそれぞれの部屋にこもる。
始業式のため、雄英生全員がグラウンドに足を運ぶ。
そんな中、
物「聞いたよA組!2名!!そちら仮免落ちが2名も出たんだって〜!?」
一瞬で空気が凍る。
瀬「B組物間…!」
上「相変わらずイカれてる…」
切「さてはまたおめぇだけ落ちたな?期末試験ん時みたいに」
物「ハハハッ、こちとら…全員合格!」
「寧人」
の声が聞こえた瞬間、物間の顔は嘘みたいに明るくなる。
物「さん!A組よりB組のほうが優秀みたいですよ〜?今からでもメインB組にしません????」
「私にとってはどっちもメインだよ!B組…寧人も大切だよ!」
物「っ!!!ハッ!ですよね!!よし新学期頑張ろうアハハハハ」
とても機嫌よく去っていった。
耳「先生、物間の扱い上手いよな」
上「まじそれな?」
グラウンドでの集会が終わり、A組の教室へ戻る。
相「今日は座学のみだが、後期はより厳しい訓練になっていくからな」
ふと、蛙水が手をあげた。
蛙「さっき始業式でお話に出たヒーローインターンってどういうものか聞かせてもらえないかしら」
相「それについては後日やるつもりだったが…そうだな、先に言っておく方が合理的か。…、説明任せる」
「はい!平たく言うと、校外でのヒーロー活動。以前行ったプロヒーロー下での職場体験。その本格版…ってとこかな!」
麗「体育祭の頑張りは何だったんですかぁ〜…」
「体育祭で得たスカウトをコネクションとして使って、授業の一環じゃなくて生徒の任意で行うの。だから、体育祭で指名を貰えなかった生徒は活動自体、難しいんだよ」
相「仮免を取得したことで、より本格的長期的に活動へ加担できる。まぁ体験談などを含め、後日ちゃんとした説明と今後の方針を話す」
そして教室の扉が開く。
マ「イェ〜〜イ! 後期一発目は英語の授業だぜ〜!」
テンションの高いマイクとは反対に、生徒たちはガクッと肩を落とした。