第32章 重なる体温、隠せない愛 ※
ナイトアイ事務所から自分の教師寮に帰って、寝る支度を済ませてベッドに入った時。
ドクン
「っ…!」
またあの感覚がやってきた。
身体が熱い。
「はぁっ…、はぁ…」
どんどん息が荒くなってくる。
衝動の中頭に浮かぶ、低い声、大きな手、熱い吐息。
は枕の傍に置いていたスマホを開き、電話をかけた。
Prr…
相「?どうした?」
いつもすぐに電話に出てくれる。
その優しい声色には安心するも、身体は疼いて仕方なかった。
「消…太さん…っ」
すぐに察した相澤。
相「……今からそっち行ってもいいか?」
「はい…っ」
相「すぐ行く」
短い返事の後、スマホを置いた。
は布団の中で背中を丸め、浅い呼吸を繰り返す。
すぐにノックの音が部屋に響いた。
思った以上に早く、驚いた。
ゆっくりと布団から出て立ち上がり、ドアの前まで行く。
ガチャ、と鍵を回した途端扉があいた。
相「!」
ふらつく足元のを、相澤が優しく抱きとめる。
相「もう大丈夫だ」
相澤は包み込むようにを抱き上げ、ベッドまで運んだ。
の呼吸はまだ荒い。
汗でおでこに張り付いた前髪を梳かしながら、相澤は柔らかく微笑んだ。
相「辛かったな」
は相澤の頬に手を伸ばす。
その手を、相澤は自分の大きな手で優しく包み込んだ。
そして優しく、唇が重なった。
すぐに相澤の舌がの口内に入り、優しくかき混ぜる。
「んっ…はぁっ…、ん」
手は膨らみへと伸び、優しく触れる。
少し力を入れただけで簡単に形を変える柔らかいソレ。