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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第29章 静かな熱、寄り添う心 ※


相澤の電話から1時間ほどが過ぎた。
のスマホが震え、画面には「消太さん」の文字。

轟「……もしもし」

相「轟!はどうだ!?」

なんだか相澤が焦っているように感じた。

轟「薬飲ませて…そしたら寝ました。睡眠薬ですか?」

相「まだ起きてないんだな!?」

轟「…そろそろ着くんじゃないんですか?」

相「まだ薬はあったか!?」

轟「いや…1つだけでしたけど」

相「くそっ……」

轟「なんなんですか?」

相「……ヴィランによる人身事故で通行止め食らってんだ」

轟「…………睡眠薬の効果時間は1時間ってとこですか。だったらそろそろ起きる。もしが起きたら」

相「………だめだ」

轟「これ以上見てられねぇ。それに…もう十分我慢しました。俺も我慢の限界です。だめって言われてものためなら俺はなんでもします」

通話を無理やり切る。
轟はゆっくりとの頬に触れた。

熱い。
呼吸も浅い。

轟「……」

その指先がわずかに震えた。

数分後、がゆっくりと目を開ける。

「ん……しょう、と?」

轟「あぁ。大丈夫か?」

まだ息が荒く、顔も青白い。
轟はそっとの頬を撫でながら、必死に冷静さを保とうとした。

「んっ…」

轟「っ…」

は相澤のことを聞いた。

轟「…通行止めでまだ来れねぇって」

「……っ」

無理やり眠って衝動を止めていたせいで、以前の倍の衝動がを襲う。
我慢の限界はとうに越していた。

轟はの手を強く握った。

轟「……、俺が、居る。相澤先生じゃなくて、俺じゃ…だめか?」

「っ……」

何も言えない。
体はあの快感を欲している。

「ぅ…しょ、と………はぁっ」

轟「俺を、頼れ」

熱い、真剣な眼差し。
その綺麗なオッドアイに捕らわれたら最後。
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