第29章 静かな熱、寄り添う心 ※
それから2日程だった休日。
轟「」
「焦凍!行こっか!」
2人は寮を出て、ある場所へと向かった。
話は1週間ほど前に遡る。
轟「、次の休みの日何か予定あるか?」
「ううん、ないよ?どうかしたの?」
轟「いや…母さんがに会いたいって言ってるんだが…一緒にお見舞い…行かねぇか?」
「えぇ!冷さんが!?私も会いたい!行く行く!あ、でも…消太さんに聞いてみなきゃ…」
轟「??なんで相澤先生の許可がいるんだ?」
「あ、えっと……仕事!もしかしたら仕事の打ち合わせとか入るかもしれないから、それの確認だよ!」
轟「…そうか。わかったらまた教えてくれ」
轟は少し嬉しそうに微笑んだ。
その足では相澤の元に向かった。
「消太さん」
相「ん、なんだ」
先程轟に言われた事を伝え、行ってもいいか聞いてみる。
相「………」
相澤の顔は険しい。
当たり前だ、いつ発作が起こるかわからない。
相「……いいだろう。ただし条件付きだ。一つ、少しでも異変があればすぐに帰ってこい。二つ、すぐ俺に連絡しろ。三つ、轟には絶対に気づかれるな。…爆豪みたいなことはもうごめんだ」
「ありがとうございます!必ず、連絡します!」
相「……ほんとに頼むぞ」
嬉しそうなの背中を見送る。
相(轟も、のこと好きだからな…はぁ……困った生徒たちだ……)
は轟に、行ける旨を伝えた。
それを聞いた瞬間、轟の表情はぱっと明るくなった。
轟「嬉しい…。じゃあ次の日休みの日、9時に教師寮の前まで迎えに行く」
そしてそれが今日だった。