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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第19章 変わらない日々、近付く影


林間合宿の前に期末試験がある。
筆記と実技のテストだ。

3日にわたり筆記試験の後、演習試験が行われる。
演習試験については、何回もの協議を重ねて決めた。

相「それじゃ、演習試験を始めていく。もちろん赤点はある。林間合宿行きたけりゃみっともないヘマはするなよ。…なにするか薄々わかっていると思うが」

上「入試みてえなロボ無双だろ?」
芦「花火!カレー!肝試し!」

校「残念!諸事情があって今回から内容を変更しちゃうのさ!」

ひょこっと相澤の捕縛布から姿を現した校長。

試験の内容は、2人1組で教師1人と戦闘を行うこと。
ペアと対戦する教師は既に決定済み。

は今回、戦闘ではなく救護にまわる。

-----相「相手だと締まらん生徒が出る、絶対にやめた方がいい」

と相澤の助言のためだった。

(私もしたかったなぁ…)
____________

試験が終わるころには、空気は熱気と安堵で満ちていた。
勝った者、あと一歩届かなかった者、それぞれが悔しさと誇りを抱えていた。

は記録をまとめながら、生徒たちの成長を噛みしめる。
手を取り合って笑う者もいれば、悔しさに拳を震わせる者もいる。

(…本当に、強くなったね)

その視線の先では、静かに言葉を交わし合う生徒たちの姿。
そんな光景を見て、の胸には温かいものが灯る。

試験の結果はおおむね良好。
いくつかの敗北はあったが、全員が確かな成長を見せた。

こうして期末試験は幕を閉じ、林間合宿への期待が、雄英生徒の空気を一気に明るくしていった。

期末試験を終え、生徒たちは笑顔で夏の準備に胸を弾ませていた。
もまた、その日常の中で穏やかな時間を感じていた。
けれどどこか、胸の奥に小さなざわめきが残っていた。

それが“警鐘”だと気づく者は、まだいない。

夜の帳が降りる頃、森の奥で黒い影が囁く。


「次は、彼女だ」


静かに、確実に。
運命はを飲み込もうとしていた。

そして林間合宿は、惨劇の幕開けとなる。
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