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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第17章 表情に宿る想い、全国規模の騒ぎ


変わらないいつも通りの日常を過ごしていた。

---------すっかりあのことなんて忘れていた。

仕事が終わり、ぐーっと背筋を伸ばす。
ふっ、と力が抜けていすの背もたれにうなだれる。

時刻は18:00過ぎ。
生徒たちも帰り、学校には教師だけ。

ブー、ブー

スマホが鳴っている。
電話かな?と思ったら大量の通知だった。

「な、なに!?」

相「どうした?」

「あ、いや…すみません通知が凄くて…なにかな、って」

するとマイクが急に大声で叫んだ。

マ「ちょぉおおおおっっっっっと!!!!これァどーーいうこったぁぁああああ!?!?!?」

全員の目がマイクに向かう。

マ「……ど、ど、どーしたんだこれ。SNS、大変なことになってんぞ」

ほら、とスマホの画面を見せられた。

そこには、ウワバミのところへ挨拶しに行った時に急遽受けたモデル。
その写真がどうやら今日の18:00に解禁だったそうだ。

『独占!初モデル!美しすぎる新人ヒーローの魅力!!』とタイトルが付けられている。

マ「見ろよこれ!コメント欄、“天使か?” “癒しの女神” “どこの事務所のモデルですか?”だらけだぞ!」

ミ「…ちょっと、これ、本当に?」

「…はい、少しだけ手伝って欲しいと言われ…」

ミ「少しだけってレベルじゃないじゃないの〜!見てよこの角度、完璧!脚線美が女優クラスじゃない!」

マ「おいおいおい〜!全国民が癒されてんじゃねぇか!?」

「や、やめてくださいってば…!」

頬がかぁっと熱くなる。

そこへ、相澤が重い声で言った。

相「…あの衣装、必要だったのか?」

「えっと…、あれは用意してくださったもので…」

相「そうか」

それ以上、何も言わなかったが、黒い前髪の奥の目が少しだけ険しい。

ミ「あら?もしかして嫉妬してる?」

相「してねぇよ」

その即答に、周囲の教師たちが小さく笑う。
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