• テキストサイズ

すき…キス…ミルフィーユ~秘書は代表と絶賛同居中!~

第21章 好きを形に…


「上司と部下…」
「ッ…」
「それを…崩すことは出来ない。少なくとも『社内』では…」

そう住吉はゆっくりと続けていく。

「凜桜が…俺が君を好きだと気付かなかった位に俺はその類いの感情を表に出さない。それに君の欲しがるものは何も与えてやれないかもしれない」
「……それって…」
「いや、違うな…君がというより『一般的な女性』といった方がいいのかもな」
「……あの…住吉さん…?」
「俺は俺の時間を邪魔する奴は嫌いだ。やりたいこと、それを邪魔されたりな。」

それはずっと見ていたからこそ、解っていた。改めて言われる事でもないと感じていた。

「…それって…、あの…デートとか…そういった類って思ってもいいですか?」
「あぁ。話が早いな。だからこそ、一人にさせる事も多いかもしれない。」
「解ってます。」
「…プレゼントとかも、そうそう贈らないかもしれない」
「…ッ」
「差別はしない。評価も、何も変えない。」

淡々と続けられた住吉の言葉。ここまで言った後で一拍…ーーー間が空いた。ふっと視線を一瞬外した凜桜。ゆっくりと一つ静かに息を吐けばもう一度住吉の腕を撫でる様に触れていく。

「それを…求めてるわけじゃないです。」
「…凜桜…?」
「デートも、プレゼントも…言うなればペアの物とかも…全部なくてもいい…。差別の評価とか…代表と付き合うっていう事も無くていい…」

全部を否定していく凜桜の言葉だった。

「…住吉さんが…いてくれたらそれで十分なんです…それでもだめですか…?」
「…参ったな…」

小さく笑えば凜桜の上からゆっくりと体を起こす住吉。つられるように凜桜もゆっくりと体を起こす。ベッドの淵に腰かける形の住吉と、ベッドの上で座り込む凜桜。
/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp