第3章 〈一般人編┃10話完結〉子供時代
〈第2章 │07/10話〉【07 本領安堵】1/2P
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私の[ドンキホーテ一家救済ストーリー]は特に問題が起きることはなくて、この[西の辺境の町]で平穏にもう三年を過ごした。
パパやママにも《能力者》になってもらったのに、それらが必要な危険な状況で切羽詰まることもなく、当人達もすっかり忘れて暮らせている塩梅。
(平和………だよね……)
恐らく無事に[ホーミング聖一家の悲劇]を乗り越えることが叶った次第。
警戒は所々で必須だけれど、原作みたいな展開には全くならなかったので『ここでは変えられる………!』と言う事実に心底安心して、自信になった。
(ならば他のことにも取り組んで、大丈夫かもしれない)
トレーボルやヴェルゴ達はドフラミンゴとまだ会ってない、と思われる。少しも姿を見せないのは、ここが[北]ではないからかも。
そもそも彼に[覇王色と悪の素質]はあったんだろうけれど、それを増長や成長させていったのは、あの四人だと感じているのだ。私のドフィお兄ちゃんはそうさせないから、我が敵はあの人達。
(まぁ、一応は知る限り覇王色も覚醒させてはいないし、パッと見はふつうの子供だから、まずして『殺したい奴はいるか』とは聞かれないだろう。そういう感じになってないから大丈夫だと信じれる。ジョークでは言うけれども)
懸念があるのは『この場合はあの人《イトイトの実》はいつ喰べるの?』だ。ドフラミンゴが[ドンキホーテ海賊団]にならないなら、私がなんとかしないといけない事案になっている。
もともと[ドフラミンゴのイトイト]と[ロシナンテのナギナギ]は結構好き。そこは変えたくないからムリしてでも入手したい限り。
そんなこんなで私はすっかり[趣味:悪魔の実の採集と調査]になって、町の人達もなにかの時に協力してくれるようになった。
こんな辺境の寂れた田舎町の本屋さんでも[悪魔の実図鑑]入荷してくれたし、どんな物でも軽い情報をくれる人々。家族や総合の誕プレも悪魔の実。きっとこのまま大人になったら[悪魔の実博士]になれるかも知れない。