第3章 〈一般人編┃10話完結〉子供時代
〈第2章 │06/10話〉【06 原作と現実】1/2P
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「ウソ、わたしはあの二人だったら、きょうだいでもイイんだけど!だってあんなにカッコいい人たち、なかなかいないでしょ?」
爆弾発言をドヤ顔で言って来るのは近所の三つ上の女友達。この子の家族構成がうちと全部同じで、今のところは家族ぐるみで全員が懇意にしている感じ。
「あの二人は『目のほよう』だってママもいってたよ!わたしもそう思う。やさしいし、うちのお兄ちゃんたちとこうかんしてほしい!」
「まってまって。カッコよければなにしてもいいわけじゃないでしょ?」
「イイんだよ!シャラちゃん。だって『カワイイはせいぎ』ってパパいってたし、きっと『カッコいいもせいぎ』なんだと思う!」
「えぇえぇえぇ───」
(マジで!?[海賊]な人達だけじゃなくて、こちらの【ONE PIECE】の世界は一般の人もそういう感覚!?自由すぎない!?)
………確かにほとんどの人にそう言われるくらいには、うちのお兄ちゃん達は[カッコいい]のだと思われる。
(だけれどあの人達は………血の繋がった兄妹なんだよ?確かにロシナンテなんてすごく好きなキャラだったし、今も好き。幸せに笑っていて欲しい大切な人達。でも今は妹だから[恋愛相手]としてはムズかしいでしょう。私の倫理観と戦わないといけないよね)
「………でも、わかった……」