第3章 〈一般人編┃10話完結〉子供時代
〈第2章 │03/10話〉【03 前途有望】2/2P
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窓際でそんなことを考えていたら、日が暮れて来て、ちょうどママが帰って来た時間帯。
彼女は最近、近所の奥さま達とすごく懇意にしていて[一般的やこの辺りの郷土料理]を教えてもらいながら、料理作りに精を出している。なので最近のうちの食事はもっぱら、ママが持って帰って来る[そういう物]だ。
軽く手がこんでいるモノが多いので嬉しい。
(おいしいしね~~!!)
「おかえりなさい!きょうのごはんはなに?」
「ただいま!この間、ドフィがロブスターを好んでいたみたいだったから。今日は[ロブスターのグラタン]と[キャベツのスープ]よ」
当たり前に[家族の好物]をメニューに入れてくれるママも、優しい人だと思う。
バリエーションも多い。
「後で焼くから、手伝ってね!」
「うん!たのしみ!お兄ちゃんたちもよろこぶよね。わたしもグラタンとスープすきだよ!」
「うふふ、だよね?それに[娘と台所に立つ]の憧れだったから私も嬉しいのよ」
柔らかく笑んで微笑み合う。そんな毎日。
執筆日〔2024,05,25〕