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【OP】天涯海角│ドンキホーテ妹

第3章 〈一般人編┃10話完結〉子供時代


〈第2章 │03/10話〉【03 前途有望】1/2P
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うちのパパが仕事を始めて一ヶ月。なんとか頑張って働いているみたい。

パパが選んだ仕事は──毎日あるモノではないから、給料も安定していなくて、家庭がある男性の働き手は中々見つからなかった案件。簡単で軽い仕事を求める女性や子供にも不人気な内容だった。

(我が家にはちょうどよさそうだけれど…)


内情的には『人がイヤがる仕事を紹介されたのはいやがらせや試しか』と感じてしまう。でも『不馴れでも一生懸命に取り組んでスナオな対応をする』のが人に好感を抱かれたらしい。そしてパパは『信頼されて好まれる』を自らで手にできている。

(やっぱり『仕事』をしていると信頼性が違うんだろうな。いい効果もあるんだけど、雇っている側の責任にもなるから、そういう意味では気をつけないといけない。バレた時はその人も責められてしまう可能性がある)


各所で警戒はしているけれども、今の時点では結構うまくやれていて、町人達とも問題がないから様子見している段階。なので引っ越しが必要な時の理由は『子供のタメ』にしようと思っている所存。

(なにかで逃亡するのでなければ『子供の安全性や勉学面』にするのが波風立たないよね)



ちなみにうちの家族はみんなルックスがよく、品があって天然で世間知らずな面が強い。さらには日常的にズレたことをかなり言う。

そういうのがナゼか[貴族やイイところ出身の男女が駆け落ちしてきた]と決めつけるように判断されてたみたいで、町の人達が『だから色んなことに不慣れでヘタでも仕方ない。いい人達だから突っ込まずに見守ろう』な生暖かい対応や話をしてくるようになった。

(平和だ。……なんか町の住民もいい人達)

だから『問題が起きなければ、この町に長く暮らしてもいいのかも知れない』と考えている。


(ここは[辺境にある町]とは言っても、べつにそこまでヒドイことが日常的に起きる治安ではないしね!)

やはり[西の海]はわりと安全だとうなづく。
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