第25章 コンフィデンシャルのその先に
降谷「はぁ〜、そうだよな。
確かにそうかも知れないけど…
自分の仕事もしながら、協力者の…
しかも管理官からの依頼引き受けるなんて、よく時間のやりくり出来るな。
本当にもう…
本来だったら、そんなに抱え込まなくても良いのに…」
キッチンで作業をしながら、少し呆れる様に言う降谷に対して
『流石に心外だ!』と思い、振り向いて彼に言い返す。
椛「いやいやいやいや〜!
そっくりその言葉、そちらにお返ししますから!!
トリプルフェイスのストイックお兄さんに言われたくわないわw」
椛(何言っちゃってるのこの人。
抱え込みすぎなのは自分でしょ…
自覚ないのか??)
降谷「ぷっ、なんだよ。
ストイックお兄さんってwww
あはははははっ!!」
そう言いながら、なんだかんだ楽しそうに豚汁用の野菜をカットしている降谷。
椛(すっごいウケてるな…
笑い上戸な所はやはり、『降谷零』の方だったのか。
まぁ…楽しそうだからいっか♪)
そして再びソファに向き直る彼女。
そんな彼女の後ろ姿を見ながら思う。
降谷(彼女と関わる様になってから、こういう平和な時間も良いなと思う。
確かに…
側から見たらストイックに見えるかも知れないが、俺にとっては至って普通の日常だ。
公安に配属された日から、
この国を守るためなら、どんな事でも向き合うと決めていたが…
まさか、こんな穏やかな時間を過ごせる日が来るとはな…)