第25章 コンフィデンシャルのその先に
椛(えっ??
この手は何??
手をつなげって事?)
顔を見上げると、ニコニコ優しく微笑む安室の表情が見て取れる。
今日の目は、ちゃんと笑っている方の笑顔だ。
椛(体を気遣ってくれてるのは、本心だよね。
この手は取ってい良いのかな?)
しぶしぶと、差し出された彼の手に、自身の手を重ねると、更に嬉しそうに彼は微笑んだ。
椛(うわぁ~…
この笑顔は流石に反則技でしょ…
)
今日はなんだか、一段と笑顔が眩しく見える。
照れる気持ちを隠しながら、2人は病室を後にした。
病院の駐車場に停めてある、彼の車が見えてきた。
車の前につくと、今日は当たり前のように、助手席のドアを開けてくれる。
椛(昨日の歩美ちゃんじゃないけど、なんだか…
今日の彼は、私にもだんだん王子様みたいに見えてきた。
まぁ、見た目は元々王子様系かもしれないけど…)
彼女の荷物を後部座席に乗せ、彼も運転席に乗り込む。
安室「椛さんは今日、病院で食事は取っていますか?」
椛「朝ごはんは今朝病室で頂きましたが、お昼はまだですよ。
安室さんは?」
安室「僕もお昼はまだです。
もし良かったらどこかでランチ寄ってから、ご自宅に向かおうと思うのですがいかがでしょう?」
椛「いいですね♪
病院食有難いですけどね。
炊き立てのご飯を欲してますw」
安室「では和食が良いですね。
この近くに良いお店を知ってますが、いかがでしょう?」
椛「安室さんのオススメするお店なら凄い美味しそうです♪
是非お願いします。」
安室「ハードル上げましたね♪
椛先生の期待に添えるお店だといいですがw」
椛「あはは!!
期待してますよ。
安室シェフ♪」