第42章 ポアロのギタリスト
梓「さっきの安室さんのギター捌き、カッコよかったですね〜!」
椛もそろそろポアロを出ようと荷物をまとめ始めると、先程のことを思い出しているのか、梓が声をかける。
椛「本当ね…
あの人苦手な事とかあるのかしら?」
梓「それ、私も定期的に思いますw」
椛「うふふふっ、そうよねw」
梓「苦手な事は分かりませんが、安室さんの弱点なら私、一つだけ知ってますよ♪」
椛「えっ?
そうなの?
安室さんの弱点…
…なんだろう〜?」
椛が知らなくて梓が知ってるなら、ポアロで見せてる時の安室の姿に関わる事だろうか?
まとめた荷物を手に持って、安室の苦手なことを考えながらレジに向かうと、会計の対応をしてくれる梓。
なかなか思いつかないのか、悩ましげな顔をしながら財布を取り出す椛の様子を見て、痺れを切らしたのか…
梓「安室さんの弱点はズバリ!
椛さんですよ!!」
椛「えっ?」
椛(わたし?)
梓「そーですよ!!
そうでしかないでしょう!?
さっきも、椛さんが園子ちゃんを庇おうと、手出す所を止めたのも、後ろから見ててなんかキュンとしちゃいましたよw
そして言葉に出さなくても通じ合う2人!?
みたいな感じ!?
いやぁ〜いいわぁ〜♪
あの時止めたのも、男性客2人に、椛さんの事を近づけさせたくなかったのも、一理あると思うんですよっ!!」