第42章 ポアロのギタリスト
梓「なんだかすっかり、お決まりの風景になっちゃいましたね♪」
ここは喫茶ポアロ。
カウンター席に座る椛と、カウンター内にいる安室に向かって声をかける梓。
今日は、ランチに追加する新メニューの座談会と、試食をしている。
椛「流石にこれだけ続くと、公私混同ギリギリのラインだよね…
今回で最後にするか…
家でしますか?」
安室「いえ、そこは椛さんが気を使う必要はありませんよ。
マスターに許可は取ってありますから。
それに、実際作業するポアロのカウンター内のキッチンの方が、僕は実践になりますし…
説明不足ですみません。」
梓「そうですよ!
椛さん!
お店に関わる事なんですから、全然問題ないです!
お陰様でメニューが増えて、お客様も喜んでるので!
むしろ、椛さん忙しい中、足を運んで頂いててすみません!
毎回ありがとうございます!
これからもよろしくお願いしますねっ♪」
元々料理は好きだし得意だった安室だが、椛と知り合った事で更に料理に凝り始め…
味付けや、仕上げに悩んでいる新作の料理やデザートに対して、椛に助言を求める事が完全に定番になってきていた。