第41章 親友との縁故
安室「今日は?
椛は帰りは遅いのか?」
椛「ううん、今日は事情を話して急遽オフにしたから。
買い出しとかには行くかも知れないけど、家引きこもって仕事するつもり。」
安室「そうか…
本当は一緒に過ごしたい所だけど…」
椛「気持ちは嬉しいけど…
もし一緒に過ごすなら、今日は出かけないでお昼寝させたい。」
安室「お昼寝?」
椛「睡眠不足のお兄さんの睡眠を補う。」
安室「あはははっ!
これぐらいなんて事ないさw」
なんて事もないように笑い飛ばしている彼を尻目に、笑い返しつつ。
誤魔化すのは嫌だと思い、思った事を素直に伝える。
椛「零なら分かりきってる事だろうけど…
睡眠不足は本人が意識してなくても、集中力や記憶力の低下、判断力の鈍化を招きますよ?」
安室「まぁ、確かに…」
椛「それに、睡眠不足はお肌の敵ですよ?」
安室「んん〜〜…」
ハンドルから片手を離すと、自分の頬や顎を触り、肌の乾燥具合を確認してる。
椛「せっかく綺麗な肌してるのに。
零の綺麗な肌、私好きだけどな。
まぁ…
零は大好きな日本には、引き換えられないと思うけど。」
少しユーモアを交えた彼女の発言に、安室からも笑みが溢れる。
安室「椛がそう言ってくれるなら、ずっとそう言ってもらえる様に、これからは気を遣おう♪」
椛「うふふ♪」
事件が続く日々だが、外に広がる大きな青空を眺めていると、そんな平和な日常の時間を共に過ごす事を、願わずにはいられない。
そんな2人の時間だった。