第41章 親友との縁故
椛「群馬県警ってさ…
警察官足りてないのかな?
警察学校の試験って、都道府県によってレベル違うの?」
安室「えっ?
試験のレベル?
試験自体には県が違うからといって、そんなに大差ないと思うけど…」
椛「そう…」
不思議な質問がいくつか来たと思ったら、考え込む様に静かになる椛。
そんな彼女の様子が気になって、再び声をかける。
安室「その山村刑事と何かあったのか?」
椛「ううん、事件で関わっただけで特になにもない。」
安室「そうか…
けど、俺も会ってみたいな〜…
俺と知り合う前のヒロの幼馴染に。」
椛「同じ幼馴染でも、似ても似つかないよ?
零と山村刑事…」
安室「えっ?」
椛「ううん、なんでもない。
そうだね。そのうちまた会えるといいね♪」
結局その後の車内では、昨日起きた事件の様子を、安室からの質問に答える形で話し続けるのだが…
安室と山村が実際顔を合わせる事になるのは…
まだまだ先の話。
椛「今日、零は都内に戻ったら仕事行くんだよね?
ポアロ?」
安室「あぁ、今日はポアロじゃ無くて登庁するよ。」
椛「忙しい中ごめんね…」
安室「俺が好きで来たんだから…
椛は謝らないでくれ。」
椛「…分かった…
来てくれてありがとう。」
彼女の御礼の言葉を耳にすると、安心した様に微笑んだ。