第41章 親友との縁故
沖矢「…ボウヤのスケートボードをオシャカにした事は、悪かったと思っている。
後で博士にも詫びを入れよう。」
コナンの勘違いに事実を伝える事はなく、そのまま話を合わせて返答を返す。
コナン「……」ジト目
沖矢「それより、車の中に乗っている人物を確認したのか?」
沖矢からの質問に、直接話す事を憚ったのか、一瞬助手席に座る椛に視線を向ける。
その様子に気にづいた沖矢は…
沖矢「椛の事は大丈夫だ、そのままあったことを話して構わない。」
コナンは一呼吸おくと…
コナン「運転席にウォッカ、助手席にベルモット…」
沖矢「…」
椛「…」
コナン「あと、ハッキリと見えなかったけど、多分、運転席後ろの後部座席に乗っていたのはジンだったと思う…」
車内は一瞬、静寂に包まれる。
沖矢の愛車のエンジン音が、やけに耳についた。
椛「さっき、銃痕があってクマに襲われてたって方は、組織絡みの可能性があるって事?」
コナン「…メインの国道からは外れてる場所だし、あのクレー射撃場周辺は何処かに向かう時にたまたま通りかかる様な立地じゃない。
奴らがあの時間、この周辺を走ってたって事は、何か関連してる可能性があるかもしれない…」
椛「山村刑事に連絡して、検問してもらう?」
沖矢「…彼らに組織の対応は、流石に荷が重すぎるだろ…
最悪、検問に当たっていた警察官達はその場で、消される可能性もあるしな。」
結局、今の段階ではこちらで出来る事はなく…
コナンはやはり悔しかったのか、何かを考え込むように1人静かに後部座席に座っていた。