第24章 逢瀬
――夏油side――
その日。
私たちは4人で任務へと行ってきた。
内容は簡単なもので、とりあえずいっぱい呪霊がいるから一匹残らず駆逐しろよ、というもの。
私と伏黒、虎杖と野薔薇と二手に分かれ任務に向かう。
じゃんけんでもして組み合わせを決めようと提案した私だったが、ものすごい勢いで野薔薇と伏黒が首を横に振って今の形となった。
「さっきなんであんなにじゃんけん拒んだんだ?」
「………まだいろいろ整理がついていないみたいだからな」
「??ふぅん」
伏黒が何を言っているのか全くもって分かんなかった。
けど、それ以上聞いてはいけないような雰囲気もあったから、私は何も聞かなかった。
数時間後には全ての呪霊を討伐することができ、そのまま帰宅。
その途中、虎杖と野薔薇は車を降りた。
どうやら虎杖は観たい映画があるとかなんとか。
野薔薇はジバンシィの新作を試しがてら街をプラプラするらしい。
伏黒は直帰。
私もどうせなら買い物か何かしてから帰ろうかと考え、車を降りた。
そう言えば欲しいCDがあったんだった。
買ってから帰ろう。
そう思った時。
がしりと野薔薇に腕を取られた。
これは一緒にコスメを買いに行こうという意味だ。
何も言わなくてもだんだん分かるようになってきた。
ニコニコと笑う野薔薇に「最初に私が買いたいものを買ってからでもいい?」と聞いた。
絶対長くなるから、先に私の用事を済ませておきたい。