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合同リレー作品集【鬼滅・呪術・ヒロアカ・WB 他】

第5章 お題小説 花モチーフの歌 + α



蜂谷ガーデニアは休業日らしく駐車場も閉鎖されていたが、補助監督は構わずその手前に車を停めた。


「今日は休業日なので人は来ないと思いますが、念のため帳を降ろします。お気をつけて」


闇より出でて闇より黒く
その穢れを禊ぎ祓え



帳に囲まれた施設は夜に塗り変わり、一層静まり返ったように感じる。


帳に入った五条と夏油は人の気配がする方向へまっすぐ向かった。



そこはガラス張りの温室だった。
様々な植物が大輪の花を咲かせ、小さな蜜蜂が数匹飛び回っている。

そして花園の中央には女性の姿が。
年恰好から彼女が資料にあった呪詛師だろう。

女性もこちらに気づき、焦ったように後退る。

「誰!?」

「蜂谷 緑さんですね、私達は呪術高専の者です。あなたは術式を使って蜂を操り、中学生を襲っていましたよね」

「……何のこと?」

「しらばっくれんじゃねぇよ。術式使って蜂をけしかけたろ」

「そんなこと、私はやってないわ!」


蜂谷 緑は戸惑いを隠さず、狼狽えている。
これが演技ならかなり上手い。


「話は高専で聞きます。一緒に来てください」

「嫌!やめて!来ないでっ!!」


彼女は持っていた鉢植えを投げつけてくるが、夏油はするりと避け、床に落ちて割れた。


……何かおかしい。

本気で抵抗するつもりなら術式をまず使うはず。



「ママ!?」


疑問を感じていた矢先、第三者の声が響き、反射的に声の発生源に目を向けると、蜂谷 緑によく似た学生服姿の少女がいた。


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