第14章 1 Corinthians 13:4
「翔…たのむ、もうちょっと…」
「ああっ…」
急に激しく突き上げたと思ったら、俺の前に手を回してぎゅっと握り込まれた。
「待ってっ…それだめっ…」
だめって言ってるのに強引に智は俺の熱を扱いている。
朝っぱらから前も後ろもいじられて、頭がおかしくなりそうだった。
手は大胆に動いてるのに、腰は小刻みに俺の前立腺を刺激するように動いてる。
身体がビクビクと勝手に震える。
ただでさえ、さっきからなんかおかしかったのに。
「智っ…あっ…だめっ…なんか、おかしいっ…」
「もう少し…」
俺の背中に張り付くように、智が体重を掛けてきた。
ぴったりと密着して、俺達ふたりでひとりになったみたいだ
「翔、も、イク…」
「あーっ…あっ…俺もぉっ…」
初めての感覚が腰のあたりを突き抜けていって、一瞬眼の前がブラックアウトした。
「翔!?」
智に身体を支えられて、目が覚めた。
「あ…ごめ…」
気がついたら、キッチンの床がびしょ濡れになってて。
「え…?これ、どしたの…?」
「どしたのって…おまえが出したんだろ」
「え…えええ!?」
もしかして…吹いちゃったの…か…?
こんなこと、今まで生きてきて初めてだった。