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特級不審者、補助監督を目指す

第1章 入学おめでとう




(きゃーー目の前に美形が3人も…!前途洋々!あたしの高校生活は明るいわ!!)

「雪村千聡です!好きな食べ物は砂肝と鮭とば。将来の夢は空を飛ぶことです!
よろしくお願いします!」

「よろしくね」

「よろしくー」

「チッ。俺弱いやつ嫌いなんだよね」

「はぁ!?」



ある日、ちょっと廊下で物を落とせばーーー


「邪魔」

「あごめんなさ…って五条悟!」

こいつ…顔はいいのに…

「悟、友達にそんな言葉遣いをするものじゃないよ。おはよう千聡」

「えっ傑くん、あたしたち友達?友達??ぐふ、ぐふふふふ」

「おはよ千聡、心の声が漏れてるぞ」

「硝子ちゃんも友達?ねえ友達だよね??」

「落ち着け」

「とりあえず教室入ろうよ」

「キショ…なぁ、なんでお前みたいなのが高専来たの?呪力なんてこれっっっぽちしかないくせに。死ににきたの?」


ながーい指をスレっスレまで近づけてこちらを睨む五条悟


「うるさいな。何度も言ってるじゃん。ある日起きたら進路決まってたの!あたしに聞くな!」

「んなことあるわけねえだろ。てかお前本気で術師になろうとか思ってるわけ?学生証見せてみ」

「あるんだよぉ…それにあたしは術師じゃなくて補助監督志望だから!」


半ば投げやりに学生証を放る


「…これなんかのギャグ?」

「特別一級…と書いてあるね」


硝子も覗き込んでくる


「しかも年上じゃん」

「嘘だろ!?!?」

「千聡、一つ上だったのかい」

「あー、まぁ…歳は、はい…」

「てかてか術式はー?」

「よくわかんないテヘペロ⭐︎」

「えー」

「お前ふざけてんの?」

「まあまあ悟。だが年上となると…敬語の方がいいのかな」

「やだ!!今のままがいいお願い!!」

「はは、わかったよ。じゃあせめて、私のことも呼び捨てで呼んでくれたら嬉しいな」

「うわぁ、女誑しじゃん。」

「心外だな」

「あ、私も硝子でいいよ」

「えっっいいの!?そんなのまるで付き合っゲフンゲフン、じゃあ傑、硝子!」

「ますますわっかんね、こんな奴が特一とか呪術界終わりだな」

「だーかーら!あたしは、寺も継ぎたくないし、ここ出て将来補助監督として働くなら衣食住の心配ないって言われたからーーー!」


ガラガラガラーーーー
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