第30章 【Princess & Princess】
「わかるかも!笑 前に一緒に住んでた頃とか
俺、結構海人の食べ残し計算して自分の分は
わざと少なめにしてたし。」
「えっ?そうだったの…?ごめんねジン…。」
「いいのよ、海ちゃんは気にしなくて!
そういう天真爛漫な海人が可愛いから♡」
「…え?もー、ジンってば…廉の前なのに、、」
怖くて隣を見れないけど…しょーは多分、
いまちょっと不機嫌な顔してる、。
「…別に構わんよ?ていうか、俺の前じゃない
とこで言うとる方が嫌やけどな、むしろ。」
「さすが、廉」
廉の言葉に満足げな顔をしたジンが
廉のまぁるい頭を撫でながらそう零す。
なんだか、そんな余裕を感じさせる2人が
すっごく色っぽくて…
なんだか、見てられなくて慌てて話題を戻した。
「あっでもでも、最近はあんま残さないでしょ?」
「当たり前やん!俺がお残し許さんからな。」
「ちょっと廉!あんま海人に厳しくしないでやって。
海人は好奇心旺盛だから色々食べたくなっ
ちゃうの!これはもう、しょうがないの!
残したら、同棲してた頃のじんみたいに
廉が食べてやったらいーじゃん。」
「何やそれ!苦笑 …あかんわ。これ、
この人が甘やかしてるせいやん、」
ため息まじりの廉から呆れ顔をされたけど、
それはそうなっちゃうのは仕方ないじゃん。
だって、俺は海人との時間明らか減ってんだから
一緒のときくらい甘やかしてやりたいじゃん…
「…紫耀さん、なんかトゲあるな〜苦笑
それ違うから!同棲じゃなくて同居ね!
同居っ!もう、怖いわー…笑」
「そうだよ!同居だよ!みんなと一緒に住みたい
ってオレがワガママ言って、ジンだけいいよって
言ってくれたんだもんね!ジン優しいから。」
「……海ちゃん、その辺にしとこっか…笑
見て?俺の目の前の人が怖いから…苦笑」
「あっごめん…てか見て!ご飯来たっ!
ど、どうしよ、プレッツェル
思ってたより大っきいかも…苦笑」
「まぁ、大丈夫だよ、4人いるし!」
「あっ!てか待って!見てみて!ね、
ここだけ食べたらさ、“&”みたいに見えない?」
「ホントだ!さすが海人だね〜!
いいとこ見てる!」
じんに褒められて調子を良くした海人が
スマホを渡して俺に動画を撮るように頼む。