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【KP】BL

第30章 【Princess & Princess】






「さすがにメンバーだし、平気じゃないわけじゃ
 ないけど…、面白くはねーじゃん」

「ふはっ可愛いとこ、あるやんw
 まぁー…気持ちはわからんでもないけど。」

「よな?!わかるよな?」

「んー…わからんでもないけど、しゃーないやん。
 そんなん言うたところでやない?
 俺はそういうぐうじを好きになったんやし。」


ほら、コイツだってそう。
いっつも俺の後ろをついてきてたと思ってたのに

いつの間にか隣に並んでて、
ときどき追い越されたような感覚を
味わわせてくる。


「紫耀も、そうやろ?ああいう人懐っこくて
 可愛いらしい海人を好きになったんやないん?
 やったらもう、しゃーないやん 笑」

「まぁ、それだけじゃないけどね。
 廉は知らないと思うけど。」

「…だるっ!そのマウントだるいって!苦笑
 もう、勝手にしてー笑
 あ、ほら。俺ら遅いから呼んどるで?
 そんなしょーもないこと考えんと行くで!」

そう言ってスピードを速めて歩き出した廉に続いた。





「めーーっちゃ楽しかった!!
 わくわくしたーー!!みんなありがとー!!」

と興奮冷めやらぬ海人を引き連れてじんの提案
どおり予約していたレストランに向かう。


腹も減ってたし食べるのはいいとして…
これ、どう座るのが正解?

海人の向かいが廉だったら…
2人でイチャつきそうだし。


逆に、じんだったら…?
それもそれできゃっきゃしだしそう。

おまけに、そうなると
俺の向かいが廉ってことだよな?

さっきの会話の手前
それもそれで若干、気まずい…苦笑


そんなことを考えてたら「しょーほら早く!」
って椅子をぽんぽんしながら海人に誘われた。


どうやら海人の向かいは廉で、
俺はじんの向かいっていう無難な配置らしい。


「これも食べたーい!わ!これも可愛い!
 ね、廉、美味しそうじゃない?」

「おーいいやん美味そうやん。
 何でも好きなの頼み?」

「待って!笑 何で廉が払うみたいに言ってんの!
 ここの財布、俺だよ?!笑」

「ごめんごめん、それは申し訳ない!笑
 つい、いつものクセで…苦笑」

「わかるわかる、海人可愛いからご飯連れてったら
 そう言いたくなっちゃうもんね?」

「ほんで好き勝手頼むくせに
 コイツ、すぐ腹いっぱいなるから…苦笑」










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