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【KP】BL

第29章 【ケツのツケ】






「男同士の恋愛は100ないって!」

……オレ、そんなこと言ったっけ…?

てか、そんなこと訊いてくる雑誌も雑誌だよね!
って記憶を辿るオレを置いてけぼりにして
廉が続ける。


「100ない派のヤツに最初から差し出せ
 っちゅーのも酷やろ?でも、見てみ。
 男同士でヤることに抵抗なくなったどころか
 俺と恋人同士になりたいって言うてきたんよ?
 俺の作戦勝ちやと思わん?笑」

「……廉、最初からそのつもりだった?」

「いや、最初からそのつもりっちゅーか…
 好きやったら挿れたなるのが男やし、
 挿れとるうちに情が湧くのが男やし。
 そこは俺的にはどっちでもよくて。
 
 甘えたかったり満たされたい方が抱かれたり
 ムシャクシャした方が抱いてもいいやろし。

 満たすのも満たされるのも海人がいいって…
 ただ、それだけよ。」


―――さすがにそれはずるいよ、廉。

いつもからかってばっかなのに
そんな殺し文句を言ってくるとか…聞いてない。


「シャーベット、溶けちゃったな。行こか」
って席を立つ廉の顔なんか見れるはずもなかった
オレはただただ俯いたままで。

廉から握られた手の温もり以外は
まるで、現実味がなかった。


だけど、廉の家でのことはやけにリアルで―――


廉とお風呂に一緒に入って、
潔癖気味な廉にそんなことさせられないから!
って拒否したのに、海人は何も心配せんでええから
って絆されて、解されて…初めて、廉から愛された。


だけど、そんなロマンチックなもんじゃ
なかったのは御愛嬌…苦笑


「かぁいと!
 お前ダンスやっとる割に股関節固ない?」

「うっ…噂には聞いてたけど
 この体勢、男がしたらこんなキツいの…?」

「イクのが先か足つんのが先かって感じやろ?笑
 しゃーないから、今日んとこは後ろからする
 けど、海人の顔見れんの嫌やからストレッチ!
 今度までの宿題な!」


正常位ではできなくて、バックからだったし。
久しぶりにヤる側をした廉はあんま持たなかった。


「あっ…ちょっ海人あんま締めんで!」

「しっ、締めてないってか、締める余裕ないっ」

「……あかんっ!でる、でちゃう…!」


痛みを息で逃がしながらなんとか答えると
達した廉が腰を震わせ、欲を吐き出しながら
四つん這いのオレを抱きしめた。










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