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【KP】BL

第29章 【ケツのツケ】






「海人やなかったらさすがに拒否っとったよ?
 例え、酔った勢いでそういう雰囲気に
 なったとしてもな。」


「そーなんだぁ…」とか呟きながら
満更でもない表情を浮かべる海人を眺めとったら
個室のドアがノックされた。

静かに引き戸を開けた店員は
横並びになっとった俺たちに
一瞬、たじろいどったけど、
デザートのシャーベットをそそと配膳し、
静かに退室していった。


「……まぁ、めちゃくちゃ極太とかやったら
 一旦、待って!ってなったかもしらんけど…苦笑
 海人はまぁ…まぁ、そんな珍しいサイズちゃうの
 知っとったし 笑」

「ちょっとぉ!廉がディスってくるんですけど!笑」

「違う違う!ディスってないって!苦笑 何ごとも
 過ぎたるは及ばざるが如しっていうやろ?
 サイズなんかよりも大事なこと、あるやん」

「まぁ…まぁ、オレはね、
 サイズにあぐらかくタイプじゃないからねっ!」

「笑 海人は研究熱心やもんな?」

「まぁ…廉には気持ちよくなってもらいたいし。
 せっかく体預けてくれるんだからだから
 めちゃくちゃ幸せ、感じてほしいし?」

「おん。それはもう、ね。
 あざっすっちゅう感じやったけど。」


そんな軽めの感謝を口にしながら
うーーん、と大きく伸びをした廉が
シャーベットを掬ってオレの口元に持ってきた。

オレも同じシャーベットなのに、何で?
って、疑問には思ったけど、
廉がひかないからそのままパクッと頬張った。


「おいひー!焼肉のあとの柚子シャーベットって
 何でこんな美味しいんだろうねぇ?」


そう無邪気に笑う海人を見ながら
コイツは…何でこんな可愛いんやろ。
この顔見たさに奢ってまうんよなぁ…

どーせ、ご飯連れてってもらっては
誰が相手でもこの顔でニコニコしとるんやろうなぁ
って若干ムカつきながら
「ほんまよなぁ…」って同意する。


「……で?」

「へっ?でって…何?」

「で、気ぃ済んだ?」

「何なに?どゆこと?怖いんですけど!笑」

「やから…こういうことやけど」


海人の肩を抱き寄せ、口付けたあと、
海人の舌が割り入ってくるのを待たずに
舌先を捩じ込んで海人の綺麗な歯列をなぞり
海人のぽってりとした舌を絡めとった。















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