第25章 主将達のクリスマス〜合宿編
澤村side
広い部屋の中
それぞれの主将達が花澄を取り囲んで座っている
誰が1番花澄を気持ちよく出来るか?
そんなふざけた勝負をする事になったのはつい先程の話
今日は12/24
世間がクリスマスムード一色の中
俺たちは4校合同の合宿に来ていた
稲荷崎
音駒
梟谷
そして烏野
他校との交流の為
部屋はそれぞれどこかの高校の生徒と同じ部屋になるように割り振られていて
俺たちは主将組として広い部屋に4人
俺
黒尾
北
木兎
夕飯はいつもと違って
フライドチキンやクリスマスっぽいご飯を用意してくれていた
そして練習が終わり
部員達がそれぞれ部屋に帰った後
主将の俺たちと
マネージャーの花澄が体育館に残って自主練兼意見交換会をしていた時だった
「烏野ばっかり花澄ちゃんを独り占めしてずるい!!明日くらいは梟谷のマネージャーしてくれたっていいんじゃねーのっ?!」
「それを言うなら梟谷には他に女マネいるし‥ここは音駒でしょ」
「‥稲荷崎にもおらへんからなぁ‥1日だけでも来てくれたら嬉しいけど」
『‥えっ?!あの‥私は皆さんのお役に立てるなら頑張ります!』
「待て待て‥花澄は烏野のもんでしょうよ?」
花澄にわらわらと群がる大きな男達を押し退けて
小さな身体を腕の中にすっぽりと収める
「サームラさん‥1日くらい良いんじゃないでしょうか?」
「そーだそーだ!花澄が俺のジャージ着てるとこ見たいっ!!可愛い顔で木兎さんかっこいいって抱きついて欲しい!」
『えっ?』
「せやなぁ‥あの双子も白鷺さんの事可愛い可愛い言うてたし、チームとしての士気も上がるしなぁ‥もちろん俺も来てくれたらそれは嬉しいし」
『あ‥あのっ‥それぞれの学校にお手伝いに行くというのでどうでしょうか‥?』
少し困ったように自然と上目遣いで主将達を見渡す花澄にそれぞれがごくりと唾を呑む
「それもいいけど!どうしても明日は花澄ちゃんを独り占めしたいの!」
駄々を捏ねる木兎に黒尾がニヤリと笑う