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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第9章 番外編/濡れてないと…




「はぁ?何言ってるの?」


「照れるなよ。こっちまで恥ずかしくなる」


純粋に顔を赤らめることはせず、強がってみせる寧々。


本当は嬉し恥ずかしデートみたいな気分だろうに。


パパッと選んでパパッと買う…あ、お金は俺が出してやろう。


「恥ずかしいのは五条くんの頭だと思うけど?」


「カメの方かよ?」


「何を勘違いしてるのか分からないけど、良からぬことを考えてるのは分かったわ。いい?五条くん、私はね…」


寧々はつかつかと俺に歩み寄って、細めた眼差しで俺を睨み見た。


「私が欲しいのはコンタクトの装着液!ろ、ローション…は…っ、ご、五条くんの欲しいものでしょう!?」


「ん?…えっ、は…?」


俺の脳内に無限の情報が流れ込み、いつまで経っても情報が完結しない。


ここは無下限の内側か?


知覚、伝達、生きる…という行為に無限回の作業を強制され何も出来ない。


2本足で立っているかの自覚もなく、目の前の寧々の怒った顔を見つめるのが精一杯だ。


寧々は怒っても可愛いな、コンタクトって何の話だ、ローションじゃねぇのかよ、可愛い顔は怒ったところで台無しになんかならねぇ、すげー可愛い、コンタクトつけてたのかよ?、濡れ濡れにするってローション以外あんのか、寧々…


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