第9章 番外編/濡れてないと…
「特殊性癖だね、悟。寧々ちゃんが1人で使ってるところでも想像したのかい?」
「毎日使ってるってことは、アポ無しで部屋に行ったら真っ最中ってこともあるんだよな…。も、もしかして…俺に挿れてって言ってくる可能性も…?」
「大体は朝に使うだろうから、早起きしないとね」
「なんで朝に使うって知ってんだよ?」
俺の疑問は寧々が答えてくれた。
硝子との会話がちょうどよく俺の疑問点を洗いさっていく。
『毎朝起床後にこじ開けてはめるのもルーティーンになりそう…でも痛いのよね、装着も難しいし』
『入れやすくするやつあるよね?なんか濡れやすくなるやつ』
『そんな便利なものがあるの…?知らなかったわ…!』
待て待て、落ち着け俺…寧々が毎朝使ってスッキリしてから登校してるとか…
想像するな、それ以上は暴発する…でも、想像したくもなるだろ。
今まで顔を合わせた時もスッキリし終わった後…ってことだろ?
硝子が言ってる挿れやすくするやつって…濡れ濡れにするってことはもう…ローション一択だろ…。